昨日は朝から家事に終われていました。
カーテンも洗い、腰高の窓にのぼり、ガラスを磨きました。
リュックンと秋華もわたしの部屋へきて、お手伝いをするというので、雑巾を持たせたところでした。
網戸も拭かなくちゃ、と両手ではさんで拭き始めたその時
ガクッと網戸が外れ、一階に落ちました
すごいスピードで、音をたてて
足がすくみ、全身に鳥肌がたちました
恐い
あと少し体重をかけていたらわたしは確実に落ちていました。
おそらく即死。
考えただけで震えてしまいます。
「危なかったわぁハンメ、死んじゃうとこだったよ
」と言うと、秋華が言いました。
「うん。でも、心の中に生きてるから大丈夫だよ」と。
いやぁ、笑えませんでした
去年、ひいおばあちゃんが亡くなった時、わたしが孫たちに言った言葉です。
「ひいおばあちゃんは秋華たちの心の中にずっといるし、ちゃんと守ってくれるから、大丈夫だよ」と。
しっかり覚えているんですね。
そっか。
わたしが死んでも、この子たちはそう思ってくれるんだわ。
よかった
でもさ、秋華。
ハンメはまだ死にたくないよ
しかも網戸と一緒に落下して死ぬなんて、それは可愛そうだわ
もうすぐシンガポールのソフィに会いに行くし、秋華が小学生になるまで、いや、コッコのランドセル姿も見たいかな
ふふふ、欲張りなわたし。
でも、本当は、毎日、今日死んでもいいと思っています。良いことも悪いことも、修羅場もたくさんあるけれど、怠けずに精一杯生きてきたし、62年も元気に生きてこられたのだから、悔いはありません。
わたしの残された人生、神のみぞ知るのでしょうか。
さて、今夜はどんな美味しいものを食べようかな
ウキウキ