猛暑を乗り切る夏にぴったりのメニュー4品を紹介しました。冷麺(ネンミョン)は、古くから冬の料理でした。雪下の甕に漬けた熟成水キㇺチの汁とユッス(肉汁)を合わせた冷麺スープに茹でたての手打ち麺をのせた冷麺は温かいオンドㇽバンでいただきます。
モランボンの冷麺はその美味しさを商品にしたものです。今では韓国でも日本でも一年中冷麺をいただきます。モランボンの冷麺を美味しく食べる方法を伝授するクラスは毎年人気です。
海老シュウマイや豚足、ナムㇽなどどれも冷麺によく合います。
①モランボンの冷麺 ②海老のシュウマイ ③豚足のチョジャンフェ④つるむらさき&ズッキーニナムㇽ冷麺ができれば試食できる絶妙なタイミングを計りながら実習をしました。海老シュウマイは初めて包む方も、上手に自分の分を包んでいました♪

モランボン冷麺・海老シュウマイ・豚足のチョジャンフェ・つるむらさき&ズッキーニのナムㇽ
まずはデモでメニューの解説と実習を確認をします。
今日の実習は段取りが大事。冷麺を仕上げたらすぐに試食ができるようにしましょう。

卵の茹で方を見せた後、糸でジグザグに切ります。

冷麺の具をあらかじめ準備します。

キョンファ流の冷麺キㇺチ。短冊に切った大根を塩漬けし、キㇺチと合わせて仕上げた冷麺用のキㇺチです。

麺をほぐしておきます。

茹で上がった手早く冷水で洗います。

先生がみなさんの冷麺を器に入れていきます。

モランボン冷麺の完成。

新鮮な豚足をさばきます。豚足は骨付きごとチョジャンをつけて食べますが、今回は食べやすい大きさにして盛りつけます。

豚足のチョジャンフェ。チョコチュジャン(唐辛子酢味噌)はチョジャンとも言います。米麹で作ったモランボンのコチュジャンが味の決め手です。

先生が長年作り続けてきたジューシーなシュウマイ。
モランボンの皮で包み、海老をのせます。

肉汁が落ちないようにクッキングシートを敷いて蒸し上げます。

クキングシートごとお皿にスライドさせ、肉汁をこぼさないようにします。

海老のシュウマイ

茹でて揃えたつるむらさき

調味料を加えて和えます。

ズッキーニはいちょう切りにする。

ほどよく炒めます。

つるむらさき&ズッキーニナムㇽ

自分のシュウマイを包みます

着々とシュウマイを包みます。

包むうちに慣れてきます。

先生のアドバイスを聞きながら包みます。

2人1組で蒸し器を仕切って蒸します。
あらかじめ仕込んだ豚足フェ、つるむらさき&ズッキーニナムㇽ、
キㇺチ、各自で蒸した海老シュウマイがテーブルに並びました。
冷麺は先生とスタッフが茹でたてを配りました。
笑顔のみなさん♪ 「チャㇽ モッケスㇺニダ!」
「麺がのびないうちに召し上がってくださいね。」と先生。
豚足を初めて食べる方もいらっしゃいましが、「美味しいです!」喜んでいました。つるむらさきとズッキーニのナムㇽもそれぞれの味があり、「作ってみます♪」という声が多く聞かれました。
手間はかかりますが、この夏、美味しい韓国料理で元気に過ごしてくださいね。お疲れさまでした!