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韓国食材&調味料 KOREAN Foods & Seasonings

海老
セウ

 海老は種類が多く、地域によって生息する種類や分類方法が異なるが、嗜好性の分かれる海産物の中で、海老は世界的に見てかなり多くの地域でよく食べられているといえる。韓国料理でも、海老はさまざまな調理法で食べられる。

海老の種類と名前
  海老 日本でなじみのある海老といえば、大きいものから順に、伊勢海老、車海老、ブラックタイガー、大正海老、甘海老、桜海老など。しかし、これらの呼び名は通称名も含めて曖昧な部分も多く、分類上ではクルマエビ科クルマエビ属の海老が、色によってホワイト、ピンク、ブラウンなどに分類され、ブラウン系でかつ縞模様のあるものを「ブラックタイガー」(別名ウシエビ)と呼んでいる。車海老、大正海老、高麗海老などもクルマエビ属である。
   一方、韓国でなじみのある海老は次のとおり。ただし、韓国語でもやはり名称が曖昧で混同される部分が多い。
  • ポリセウ):名称上は「車海老」だが、実際にはクルマエビ科の小えびの乾物をさすことが多い。炒めもの、スープや鍋もののダシ用、煮もの、揚げものなどに使われる。また、日本でいうところの「車海老」をさすこともあり、この場合、見た目の立派さと身づきのよさを生かして、蒸しものや焼きもの、鍋ものなどにされる。
  • ブラックタイガー):日本同様、ベトナム産、マレーシア産のブラックタイガーが多く出回っている。
  • ホワイトセウ):直訳すると「白海老」。ヒンダリセウ(:直訳すると「白足海老」)とも呼ぶ。大正海老、高麗海老をさすことが多い。
  • テハ:大蝦):大ぶりの海老の総称。ワンセウ(:直訳すると「王海老」)と呼ぶこともある。具体的には、車海老や大正海老、高麗海老などをさす。
海老
あみの塩辛

 またアミ、オキアミなど、分類上は海老と別種だが、小型の海老類と同感覚で扱われているものもある。韓国料理では、アミ(チョッセウ:)を塩辛にしたものをよく使う。このアミの塩辛(セウジョッ:)は、キチにはまず欠かせないものだが、ほかにも鍋ものの味つけなどに使われる。


海老を使った韓国料理

  • (テハチ):海老の蒸しもの
    彩りよく上品な味に仕上げる伝統的な宮中料理で、次の二通りの調理法がある。
    1.大ぶりの海老の頭と尾をつけたまま殻をむき、背の部分を開いてその上に細切りの牛肉、きのこ、錦糸卵などをのせて蒸し上げる。
    2.蒸した海老の頭と尾、殻を取り除いて大きければ半分に切り、一口大に切りそろえて下ごしらえした茹で豚や筍、にんじん、きゅうり、薄焼き卵などとともに、松の実ソースで和える。

  • (セウクイ)/(テハクイ):海老の焼きもの
    網やオーブンなどで塩焼きにし、ヤンニョカンジャン(薬味じょうゆ)やチョコチュジャン(とうがらし酢みそ)、その他好みのソースで食べる。

  • (セウジョン):海老のジョン
    殻をむいて開いた海老に小麦粉、卵をつけて油で焼く。

    その他、海老は鍋もの、スープ、炒めもの、刺身などさまざまに調理されて食べられる。
テハチム
テハチ
セウジョン
セウジョン


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